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【厳選】評判の悪い介護施設の特徴10選と見学チェックリスト21項目を解説

評判の悪い介護施設の特徴 ご家族向け

大切な家族が安心して生活できる介護施設を選びたいですね。

しかし、施設の評判は外部からは見えにくく、入居してから「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。

実際に2024年度には介護事業者の倒産が過去最多の179件に達し(東京商工リサーチ調べ)、入居中に施設が閉鎖されるリスクまであります。

この記事でわかること
  • 評判の悪い介護施設の特徴10選
  • プロ監修!施設見学チェックリスト21項目(詳細版リンクつき)
  • 入居後に後悔しないための具体的な対策3選

この記事では、評判の悪い介護施設の特徴を10項目にわたり解説します。
さらに、理学療法士として15年以上、在宅介護の現場を見てきた筆者が作成した施設見学チェックリスト21選も提案します。

失敗しない介護施設への入居を考えるために、介護施設検索サイト【みんなの介護】の利用をオススメします。

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最後まで読むことで、評判の悪い介護施設を見分ける目を養い、大切な家族の入居で失敗するリスクを大幅に下げられます。
安心して親を任せられる介護施設を選ぶことで、親と自分自身が安心して生活できるようになります。

しやに

理学療法士免許を取得し、15年以上従事。
法人内の異動で経験を積む。
維持期の病院:1年間
急性期の病院:1年間
介護老人保健施設(入所・通所兼務):4年間
訪問リハビリ:2年間
訪問のリハビリを継続したいため、訪問看護ステーションに転職し、10年経過。

このブログでは、現役の理学療法士として培った
実践的な知識をもとに、訪問看護・リハビリ・
介護保険制度についてわかりやすく解説しています。

【保有資格】
・理学療法士
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・福祉住環境コーディネーター2級

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評判の悪い介護施設とは

評判の悪い介護施設とは

「評判の悪い介護施設」とは、入居者や家族から否定的な口コミが多く、ケアの質・スタッフの対応・施設環境などに問題のある施設を指します。

厚生労働省が定める基準を満たしていても、現場では様々な問題が起きているケースがあります。

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評判の悪い施設には大きく分けて2つのパターンがあります。

慢性的な人手不足型

介護職員の離職率が高く、常に人員が不足しているため、入居者一人ひとりへのケアが行き届かなくなるタイプです。

スタッフが疲弊しており、入居者への態度も粗雑になりがちです。

どんなに良い人材がいたとしても、人手不足ではせっかくの能力を発揮できません。徐々に疲弊していき、離職や休職など短期的に介護職員の入れ替わりが生じます。

経営最優先型

コスト削減のために食事・設備・人員を削り、利益優先で運営しているタイプです。

見た目は整っていても、実際のケアの質が低いことが多く、施設の口コミや評判でのみ実態が見えてきます。

介護施設のホームページやパンフレットでは見抜くことは難しいですが、見学することである程度の実態を確認することは可能です。

見学のチェックリストの確認はこちら

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いずれのパターンでも、入居する前に把握するには実際に見学をすることが大切になります。

評判の悪い介護施設の特徴10選

評判の悪い介護施設の特徴
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施設見学時に実際に確認できるポイントです。
複数当てはまる場合は、入居を慎重に検討することをおすすめします。

スタッフの数が少ない・人員配置が基準ギリギリ

介護施設には法令で定められた人員配置基準があります。
たとえば特別養護老人ホームでは、入居者3人に対してスタッフ1人以上の配置が義務づけられています。しかし、最低基準ぎりぎりの施設は、急なシフト変更や欠員が出た際に対応が追いつかなくなります。

届け時には人員配置基準を満たしても、実際の現場では人員が少ない状態で対応することもあります。

ナースコールへの応答が遅い、爪切りなどの細かいケアが後回しにされているといった施設は、人員配置が不十分な可能性があります。

見学時にスタッフの人数と入居者数を比較してみましょう。

スタッフの挨拶・笑顔がない

見学中にすれ違うスタッフから自発的に挨拶があるかどうかは、施設の雰囲気を判断する重要な指標です。

挨拶ができないスタッフがいる施設は、職場のコミュニケーションが希薄であったり、業務に余裕がなく疲弊していたりする可能性があります。

挨拶はコミュニケーションの基本。入居者への声かけや日常的なコミュニケーションにも影響します。挨拶のない施設は、入居後の対応の質にも不安が残ります。

施設内の雰囲気・清潔感が悪い

施設見学で「なんとなく嫌な感じがする」という直感は、意外と的中することが多いです。

床の汚れ、廊下に置いている物品の散乱、排泄物などにおい問題など、整理整頓や清潔感の意識の低さは日常的なメンテナンスがされていないサインです。

特に注目すべき点は次のとおりです。

  • 共用トイレや浴室の清潔さ
  • 廊下・エレベーター周辺に物が積まれていないか
  • 消毒液・清掃用具が適切に管理されているか
  • 居室の採光・換気が適切かどうか
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見学時にトイレを借りてみると、普段の清掃状況を確認できます。

スタッフが常に忙しそうにしている

スタッフが常に廊下を小走りで動き回り、入居者と話す余裕がない施設は要注意です。

このような施設では、入居者が「トイレに行きたい」「体調が悪い」と言い出しにくい雰囲気が生まれてしまいます。
想像して見て下さい。尿意を感じているのにトイレに行くことを待たされる気持ちを。

人手不足が慢性化している施設では、スタッフも心身ともに疲弊しており、「バーンアウト(燃え尽き症候群)」に陥ることもあります。
スタッフの離職が続けばケアの質はさらに低下するという悪循環が生まれます。

質問に対して曖昧な回答しか返ってこない

見学時に「夜間のスタッフ体制は?」「医療連携はどうなっていますか?」などの質問をしたとき、担当者がはっきり答えられない施設は要注意です。

見学時に応対しているスタッフは相談員の役職を持っていることが多く、施設全体の状況を把握している立場です。
透明性の低い施設は、都合の悪い情報を隠している可能性があります。

特に次の質問は必ず聞いておきましょう。

  • 直近1年間の離職率はどのくらいですか?
  • 夜間は何名のスタッフが対応していますか?
  • 入居者から苦情・クレームが入った場合の対応は?
  • 過去に行政から指導・処分を受けたことはありますか?

経営状況が不安定

2024年度の介護事業者の倒産は179件と過去最多を更新しました(東京商工リサーチ)。

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入居してから施設が突然閉鎖するリスクは、決して他人事ではありません。

経営状況を確認するには、運営法人のホームページや厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」を活用し、施設内の設備・備品のメンテナンス状況もチェックしましょう。

介護施設の費用について解説しています。

離職率が高く、常に求人を出している

ハローワークや求人サイトを見たとき、同じ施設が常に大量の求人を出していたり、採用後すぐにまた募集をかけていたりする場合は、職場環境に問題がある可能性が高いです。

特定の施設だけ離職が多い場合は「残業代未払い」「ハラスメント」「過重労働」などの内部問題が潜んでいることがあります。求人情報の頻度と内容も評判の指標のひとつです。

介護士の資格について解説しています。介護施設の職員さんがどんな勉強をして資格を取得しているのか?学んでみませんか。

入居者の表情が暗い・スタッフとの会話がない

どんなに施設の環境面がきれいでも、入居者の表情が暗ければ本質的には良い施設とはいえません。

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見学する時に共用スペースにいる入居者の様子を観察してみましょう。

スタッフと入居者が自然に会話している、笑顔が見られる施設は、日常的なコミュニケーションが取れている証拠です。
一方、入居者が黙ってテレビを見ているだけ、スタッフとの会話がほとんどないという施設は、ケアの質に疑問が残ります。

食事の質が低い・食事介助への配慮がない

食事は入居者の生活の質(QOL)に直結する重要な要素です。

介護施設(介護保険施設)では、食費は原則として利用者の実費負担(自己負担)となっています。出典:厚生労働省の公式資料

評判の悪い施設では、食事のコスト削減が進んでいたり、食事介助への配慮が不十分だったりすることがあります。

見学時には昼食の時間帯を狙うか、メニューのサンプルや食事の様子を写真で見せてもらうことをおすすめします。
食べやすさ・栄養バランス・個別対応(治療食・きざみ食など)の有無も確認しましょう。

こちらの記事にて資料請求をすることで、施設の食事の写真や献立表を確認できた体験談を紹介しています。

献立表
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施設での食費を補助する公的な制度もあります。

契約内容が不透明・追加費用が多い

入居時に「月額〇万円」と説明を受けたのに、入居後に様々な名目で追加費用が発生するケースがあります。
おむつ代、洗濯代、レクリエーション費など、何が月額に含まれて何が別途必要なのかを事前に明確にしてもらえない施設は要注意です。

契約前に「重要事項説明書」を必ずもらい、費用の内訳を細かく確認しましょう。不明な項目があればその場で質問し、曖昧な返答があれば入居を再考することをおすすめします。

消費者庁の相談窓口「消費者ホットライン(188)」では、介護施設の契約トラブルについても相談を受け付けています。

介護施設の見学チェックリスト21選(理学療法士が監修)

介護施設のチェックリスト

理学療法士として15年以上、在宅介護の現場を見てきた筆者が厳選した21項目のチェックリストを作成しました。

  • 見学は必ず2〜3施設を比較
  • 昼食時間帯(11〜13時)の訪問がおすすめです。
  • プロの究極の質問:「こちらの施設で、スタッフさんが一番誇りに思っていることは何ですか?」即座に具体的な答えが返ってくる施設を選びましょう。
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詳しくは下記の記事で解説しています。
見学当日にスマホや印刷して活用してください。

スタッフの「プロ意識」と「余裕」を見抜く(8項目)

確認項目どこを見るかCheck
①靴汚れ・磨り減り・踵を潰していないか
②ズボン裾が引きずっていないか(丈の長さ)
③マスク鼻まで正しく覆っているか
④挨拶・目線目を合わせるか、屈んで話すか
⑤腰痛スタッフが腰をかばっていないか
⑥個人情報来客時に会話を中断するか
⑦衛生観念使用済み手袋のまま廊下を歩いていないか
⑧移動方法廊下をバタバタ走っていないか

施設の「管理体制」と「裏側」を見抜く(6項目)

確認項目どこを見るかCheck
⑨施設の入口受付・事務員デスクの整理整頓
⑩ゴミ置き場建物外周のゴミ置き場周辺が清潔か
⑪廊下の掃除廊下の隅に埃が溜まっていないか
⑫汚物・臭い汚物保管室付近の床の汚れや臭い
⑬廊下の整理余計な物品が廊下に出ていないか
⑭掲示物古い献立や予定がそのままになっていないか

総合的なサービスを見極める(7項目)

確認項目どこを見るかCheck
⑮ナースコール呼び出し音が長時間鳴り続けていないか
⑯入居者の表情昼食前後の入居者・スタッフの交流
⑰医療連携急変時マニュアル・訪問歯科の有無
⑱外出の機会お花見・外食などの行事の頻度
⑲車椅子管理タイヤの空気が抜けていないか
⑳費用と質費用が高い=高品質という思い込みを捨てる
㉑ケアマネ継続外部ケアマネの継続訪問が可能か

評判の悪い介護施設に入居しないための対策3選

評判の悪い介護施設に入居しない対策

必ず複数の施設を見学する

1つの施設だけ見学しても、良いのか悪いのかの判断基準が持てません。

最低でも2〜3施設を見学して比較しましょう。見学時は上記のチェックリストを持参し、同じ基準で比較することが大切です。

見学のタイミングは「施設が提案する時間帯」だけでなく、可能であれば「夕方や週末」など異なる時間帯での見学も有効です。

口コミ・評判を多角的に収集する

施設のホームページや公式SNSだけでは、都合の悪い情報は出てきません。
口コミを集める方法は以下があります。

  • インターネットの介護口コミサイトを活用する(みんなの介護など)
  • 地域のケアマネジャーに「この施設の評判を教えてほしい」と率直に聞く
  • 介護経験のある知人・友人から情報を得る
  • 施設の見学時に、すでに入居している方のご家族に話を聞く(許可を得た上で)

介護施設紹介サービス「みんなの介護」を賢く使う

一番効率的かつ確実なのは、専門の介護施設紹介サービスを利用することです。

「みんなの介護」は全国5.9万件以上の施設情報を掲載しており、完全無料で利用できます。

  • 条件に合う施設を絞り込んでもらえる
  • 360°動画で施設内部をオンライン確認できる
  • 空室情報がリアルタイムで確認できる
  • 見学の日程調整を代わりに行ってもらえる
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施設紹介サービスは入居者・家族側は無料で利用できます(施設側が費用を負担する仕組みのため)。費用の心配なく活用しましょう。

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よくある質問

質疑応答
Q
費用が安い施設は評判が悪いですか?
A

費用が安いことと評判の良し悪しは直接関係しません。公的施設(特別養護老人ホームなど)は比較的費用が低く抑えられていますが、ケアの質が高い施設はたくさんあります。費用が高くてもサービスの質が伴っていない民間施設もあります。費用だけで判断せず、本記事のチェックリストを活用して総合的に評価することが大切です。

Q
入居後に「評判の悪い施設だった」とわかったらどうすればいい?
A

入居後でも転居(住み替え)は可能です。まず施設に改善を申し入れ、改善が見られない場合は担当ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談しましょう。深刻な虐待や法令違反が疑われる場合は、都道府県の介護保険担当部署や「高齢者虐待防止センター」に相談できます。

Q
施設に入居するか、まだ在宅介護を続けるか迷っています。
A

在宅介護と施設入居のどちらが正解という答えはありません。しかし「在宅介護が限界になってから慌てて施設を探す」という状況は避けたほうが良く、余裕があるうちに施設の情報収集を始めることをおすすめします。

Q
グループホームや有料老人ホームでも評判の悪い施設はありますか?
A

施設の種別に関わらず、評判の悪い施設は存在します。特に認知症対応のグループホームは外部からの目が入りにくい構造になっていることもあり、注意が必要です。本記事のチェックポイントはあらゆる種別の介護施設に共通して活用できます。

まとめ 評判の悪い介護施設を避けるための3つのアクション

今回は、評判の悪い介護施設の特徴10選と、後悔しない施設選びの方法をご紹介しました。

  • 評判の悪い施設の特徴10項目を把握して見学の目安にする
  • プロ監修チェックリスト21項目で施設を客観的に評価する
  • みんなの介護などの施設紹介サービスや口コミを活用して情報収集する

大切な家族が安心して生活できる介護施設選びには、情報収集と比較検討が欠かせません。

一人で抱え込まず、専門家のサポートを積極的に活用してください。

\掲載施設数 No.1
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この記事を書いた人
しやに

理学療法士免許を取得し、15年以上従事。
法人内の異動で経験を積む。
維持期の病院:1年間
急性期の病院:1年間
介護老人保健施設(入所・通所兼務):4年間
訪問リハビリ:2年間
訪問のリハビリを継続したいため、訪問看護ステーションに転職し、10年経過。

このブログでは、現役の理学療法士として培った
実践的な知識をもとに、訪問看護・リハビリ・
介護保険制度についてわかりやすく解説しています。

【保有資格】
・理学療法士
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・福祉住環境コーディネーター2級

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