- バイク移動における ハンドルカバーと手袋の違い
- ハンドルカバーをと手袋のメリット・デメリット
- ハンドルカバーの 正しい付け方 と注意点
- 外勤や訪問看護スタッフに向けた おすすめ人気ハンドルカバー
- 雨の日や冬場に役立つ おすすめ人気のバイク用手袋
- ハンドルカバーと手袋を 併用するメリットと使い分け方
冬のバイク移動は「手の冷え」との戦いです。特に訪問看護や外勤で毎日バイクに乗る方にとって、寒さは安全性や仕事の効率にも直結します。ブレーキやウインカー操作が遅れると危ないですし、手がかじかんでカルテやスマホの操作がスムーズにできないのも大きなストレスです。
そんな悩みを解決してくれるのが ハンドルカバー と 手袋。
どちらを選ぶべきか迷っている方のために、本記事では両者のメリット・デメリットを比較し、正しいハンドルカバーの付け方や、おすすめ人気商品をご紹介します。

1. バイクで手を防寒する方法は2つ
バイクでの移動時に手を守る方法は、大きく分けてハンドルカバーと手袋の2種類があります。
ハンドルカバーの特徴
- メリット
- 防寒・防風効果が非常に高い
- 雨の日でも手が濡れにくい
- 手袋と組み合わせると快適性がさらに増す
- デメリット
- 慣れるまで操作感に違和感がある
- 取り付けに少し手間がかかる
- 見た目の好みが分かれる
手袋の特徴
- メリット
- 手が自由に使える
- 拘束感がなく、すぐにカルテ記入やスマホ操作ができる
- 装着や取り外しが簡単
- デメリット
- 雨の日は濡れやすい
- 防寒タイプは一度濡れると乾きにくい
- ゴム製は防水性があるが、臭いが強く手に移ることも
2. ハンドルカバーと手袋の比較表
冬や雨の多いシーズンはハンドルカバー、短距離移動や頻繁に手を使う場面では手袋がおすすめです。
項目 | ハンドルカバー | 手袋 |
---|---|---|
防寒性 | 高い(風を遮断する) | 強風では冷えやすい |
防水性 | 雨でも手が濡れにくい | 防水仕様でないと濡れる |
操作性 | 慣れるまで違和感あり | 手が自由に使える |
利便性 | 装着が必要 | 脱着が簡単 |
乾きやすさ | 外装なので乾きやすい | 濡れると乾きにくい |
衛生面 | 汚れても拭き取りやすい | ゴム製は臭い残りあり |
おすすめの人 | 長距離移動・冬場・雨の日 | 短距離移動・身軽さ重視 |
3. ハンドルカバーの正しい付け方
ハンドルカバーは正しく装着しないと、走行中にズレて逆に危ないこともあります。以下の手順で取り付けましょう。
- グリップに差し込む
- 右側はアクセル操作に干渉しないように注意。
- ブレーキレバーがスムーズに動くか確認
- カバーに引っかからないか必ずチェック。
- 固定バンドやマジックテープでしっかり留める
- 走行中のズレ防止。
- ライト・ウインカー・ホーンの操作確認
- 実際に走り出す前に必ず動作テストをしましょう。
4. おすすめ人気のハンドルカバー
スペック比較表
項目 | SKTインダストリー ネオプレーンハンドルカバー | QUA 防水・防寒スクーター向けハンドルカバー |
---|---|---|
適合車種 | 原付~大型バイクまで対応(汎用品) | スクーター向け(汎用品、車種によっては不可) |
サイズ | 汎用設計(大型グローブ対応の開口部調整付き) | 約145mm(幅)×約240mm(高さ) |
素材 | ネオプレーン・トリコット・フレンチパイル等 | 防水生地・ボア素材・芯材 |
防水性能 | ネオプレーン素材採用(縫い目から浸水の可能性あり) | 全面防水生地+前面止水テープ処理(完全防水ではない) |
防寒性能 | 裏地起毛+すきま風対策構造で高い保温性 | 内部ボア素材+オーバーフラップ構造で寒風を軽減 |
安全性 | サイドリフレクター付き(※デニムブラックを除く) | 親指部分に透明窓あり(スイッチ操作を考慮) |
デザイン | ボリューム感あり、カラーバリエーション5色 | コンパクトでスタイリッシュ、カラーバリエーション4色 |
カラー展開 | ブラック・ホワイト・ライムグリーン・オレンジ・デニムブラック | ブラック・ホワイト・グレー・オレンジ |
取り付け方法 | 工具不要、イージーフィッティング | レバー・グリップに通して紐で結ぶだけ |
主な特徴 | 大型対応・高い防寒性・リフレクター搭載 | スクーターに最適・コンパクト設計・透明窓で操作性確保 |
おすすめユーザー | ロングツーリングや大型バイクライダー、夜間走行が多い人 | 通勤・通学でスクーターを使う人、デザイン重視の人 |
防水・防寒 バイク用 ネオプレーンハンドルカバーのレビュー

SKTインダストリーの「防水・防寒 ネオプレーンハンドルカバー」は、冬の寒さや雨風からライダーの手を守る便利なアイテムです。ここでは、実際に使用する上でのメリットとデメリットを整理してご紹介します。
メリット
- 優れた防寒性能
ネオプレーン素材と裏地の起毛により、手全体をしっかり保温。指先まで冷えにくく、冬場でも快適にライディングできます。 - 防水仕様
ウェットスーツに使われるネオプレーンを採用し、雨や雪を効果的に遮断。突然の天候変化にも対応可能です。 - すきま風対策
レバーやグリップ周りの隙間から冷気が入りにくい構造で、長時間の走行でも冷えを軽減します。 - 安全性への配慮
サイドリフレクターを搭載し、夜間走行時の被視認性を向上。(※デニムブラックはリフレクター非搭載) - 幅広い適合性
スクーターから大型バイクまで装着可能。女性でも簡単に取り付けられるイージーフィッティング構造です。 - 豊富なカラーバリエーション
ブラック・ホワイト・ライムグリーン・オレンジ・デニムブラックの5色展開で、バイクの雰囲気に合わせやすい。
デメリット
- 完全防水ではない
縫い目部分からの浸水があり得るため、大雨や長時間の雨天走行では内部に水が入る可能性があります。 - 操作性の慣れが必要
ハンドルカバーを装着すると最初は操作感に違和感が出ることがあります。特にクラッチやブレーキレバー操作は慣れが必要です。 - デザインの制約
防寒・防水性能を優先した構造のため、外観のスマートさや軽快さを求めるライダーには不向きな場合があります。 - リフレクターの有無
デニムブラックにはリフレクターが装備されていないため、夜間走行が多いライダーは注意が必要です。 - 返品・交換不可の場合あり
基本的に良品の返品・交換は受け付けていないため、購入前に適合性や仕様をしっかり確認する必要があります。
総合評価
このネオプレーンハンドルカバーは、冬のバイクライフを快適にするための実用性が高いアイテムです。多少のデメリットはあるものの、寒風や雨から手をしっかり守ってくれる点は大きな魅力です。特に通勤・通学や長距離ツーリングで「寒さ対策を最優先したい」というライダーに最適といえます。
【スクーター向け】防水・防寒バイク用ハンドルカバー QUA レビュー

冬のスクーター通勤や通学は、冷たい風や雨で手がかじかんでしまいがちです。そんな時に便利なのが、QUAの防水・防寒仕様のハンドルカバーです。コンパクトでスタイリッシュな設計が魅力のアイテムを、メリットとデメリットに分けてご紹介します。
メリット
- コンパクトでスタイリッシュなデザイン
スクーター向けに設計されており、取り付けてもシルエットを崩しにくい。街乗りで見た目を気にする方におすすめです。 - 優れた防水性能
本体全体に防水生地を使用。さらに風圧を受けやすい前面部分には止水テープを施し、防水性を強化しています。 - 防寒対策も充実
挿入口にはオーバーフラップ構造を採用し、寒風の侵入を防止。内部にはボア素材を使用し、冷気の伝わりを軽減します。 - 操作性を考慮した設計
親指部分に透明窓を装備しており、カバーを付けたままでもウインカーやスイッチ操作がしやすくなっています。 - 簡単取り付け
グリップやレバーに穴を通して紐で結ぶだけのシンプル構造。工具不要で誰でも取り付け可能です。 - 芯材入りで型崩れを防止
使用中でもカバーの形が安定し、走行時の操作性を損ないにくい設計です。
デメリット
- 完全防水ではない
強い雨や長時間の走行では浸水の可能性があります。使用後は陰干しして乾燥させる必要があります。 - 汎用品のため車種によっては取り付けできない場合あり
固定用の紐が車体に合わないケースがあるため、事前の確認が必要です。 - 透明窓の位置に慣れが必要
親指部分の透明窓により操作性は考慮されていますが、初めて使う方はスイッチ操作に少し慣れる時間がかかる可能性があります。 - 大型バイクには不向き
スクーター向けのコンパクト設計なので、スポーツバイクや大型ツアラーにはサイズが合わない場合があります。 - 返品・交換不可の場合がある
商品の性質上、取り付け後の返品や交換に制約がある点は注意が必要です。
総合評価
QUAの防水・防寒ハンドルカバーは、特にスクーターに乗る方に最適なアイテムです。スタイリッシュな見た目と実用性を両立し、冬の通勤・通学を快適にしてくれます。完全防水ではない点や取り付けの相性には注意が必要ですが、街乗り中心のライダーにとってはコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
どちらを選ぶべきか?
- 通勤・通学でスクーターを使用する方
→ QUA がおすすめ。見た目がコンパクトで街乗りに馴染み、スイッチ操作性も高い。 - ツーリングや大型バイクに乗る方
→ SKTインダストリー が最適。保温性と防風性が高く、長時間の走行でも安心。 - 夜間走行が多い方
→ リフレクター付きの SKTインダストリー(デニムブラック以外) が安全面で有利。 - デザイン性を重視する方
→ スマートなシルエットを保てる QUA が向いています。


5. バイク用手袋のおすすめ人気商品
手袋は「すぐに手を使える便利さ」が強みです。特に外勤や訪問看護では、カルテやスマホを使うシーンが多いため、以下のタイプが人気です。

6. 手袋とハンドルカバーの併用がおすすめ
「どちらかを選ぶ」のではなく、併用することで快適性はさらにアップします。
- 冬の長距離移動 → ハンドルカバー+薄手の手袋
- 雨の日 → 防水グローブ+ハンドルカバー
- 夏や短距離移動 → 通気性の良い手袋のみ
このように使い分ければ、1年を通して快適にバイク移動ができます。
7. まとめ
- バイク移動の防寒対策は「手袋」と「ハンドルカバー」の2種類
- 手袋は自由度が高く、短距離移動や仕事中の利便性に優れる
- ハンドルカバーは防寒・防水性に優れ、長時間移動や冬の必需品
- どちらもメリット・デメリットがあるので、併用が最もおすすめ
訪問看護や外勤の仕事は利用者さんとの関わりが第一。寒さや雨風のストレスを減らすことで、仕事の効率も大きく変わります。ぜひ自分のスタイルに合ったハンドルカバーや手袋を取り入れて、快適に走行してください。