【完全ガイド】医療・介護で働く14職種まとめ 役割・資格・年収を理学療法士が徹底解説

医療・介護で働く14職種まとめ 制度と法律
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  1. 「ひとりの患者さん」を支える、たくさんの専門職
  2. 看護系職種「看る・診る・寄り添う」のプロ
    1. 看護師 医療現場の中心メンバー
    2. 准看護師 看護師の指示下で活躍する身近な存在
    3. 助産師「生まれる瞬間」に寄り添う専門職
    4. 保健師「地域全体」の健康を守る
  3. リハビリ系職種「もう一度できるようになる」を支える
    1. 理学療法士(PT)「立つ・歩く」を取り戻す専門家
    2. 作業療法士(OT) 「日常生活そのもの」を取り戻す
    3. 言語聴覚士(ST) 「話す・聞く・食べる」を支える
  4. 医療技術系職種|「薬」「検査」「画像」の専門家
    1. 薬剤師「薬」のプロフェッショナル
    2. 診療放射線技師「身体の中を見える化」する技術者
    3. 臨床検査技師「身体のデータ」で診断を支える専門家
  5. 医療事務・連携職種「縁の下の力持ち」
    1. 医療事務 医療機関の受付・会計・レセプトを担う
    2. メディカルソーシャルワーカー(MSW)「退院後の生活」を一緒に考える
  6. 介護系職種「暮らしを支える」の最前線
    1. 介護福祉士 介護の国家資格
    2. 介護職員初任者研修修了者|介護の「入口資格」
  7. 医療・介護14職種 比較表で一目瞭然
    1. 【資格区分・修業年限・年収目安・活躍場所】
  8. 自分に合った職種の選び方現場18年以上のしやにが提案する5つの問い
    1. 問い1「何年勉強できる?」
    2. 問い2「人とどれくらい関わりたい?」
    3. 問い3「夜勤はできる?」
    4. 問い4「年収はどれくらい欲しい?」
    5. 問い5「将来どんな働き方をしたい?」
  9. まとめ「チーム」で支える医療・介護を、もっと身近に
    1. この記事のまとめ
    2. 読者の皆様へ
    3. 個別記事リンク一覧

「ひとりの患者さん」を支える、たくさんの専門職

「ひとりの患者さん」を支える、たくさんの専門職

私は理学療法士として、急性期病院・回復期病院・介護老人保健施設・訪問リハビリ・訪問看護ステーションと、医療と介護の現場を18年以上渡り歩いてきました。
介護支援専門員(ケアマネジャー)と福祉住環境コーディネーター2級も保有しています。

そんな現場目線で、いつも実感していることがあります。

それは、「ひとりの患者さんや利用者さんを支えるためには、本当にたくさんの専門職が関わっている」ということです。

たとえば、脳梗塞で倒れた年配者が自宅へ帰るまでには、こんなに多くの職種が関わります。

  • 救急車で運ばれた病院では看護師医師
  • 検査では診療放射線技師臨床検査技師
  • 薬の管理では薬剤師
  • 受付や会計では医療事務
  • リハビリでは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
  • 退院後の生活相談ではメディカルソーシャルワーカー(MSW)
  • 自宅では介護福祉士介護職員初任者研修修了者

これを「チーム医療」「チーム介護」といいます。

この記事では、現場で実際に肩を並べて働く医療・介護14職種を、以下のポイントで網羅的に解説していきます。

  • 業務内容(具体例つき)
  • 資格取得ルート(学校・修業年数)
  • 国家資格・民間資格・認定資格の区分
  • 主な活躍場所
  • 年収目安
  • 現場目線のミニ体験談
  • 「自分や家族がお世話になっているあの人はどんな仕事をしているの?」
  • 「医療・介護の仕事に興味があるけど、どの職種が自分に合っている?」

そんなあなたの疑問に、可能な限り説明しています。

この記事のゴール
医療・介護の14職種の役割と違いをスッキリ理解し、自分や家族に合った仕事・関わり方を見つけられるようになる。

しやに

理学療法士免許を取得し、15年以上従事。
法人内の異動で経験を積む。
維持期の病院:1年間
急性期の病院:1年間
介護老人保健施設(入所・通所兼務):4年間
訪問リハビリ:2年間
訪問のリハビリを継続したいため、訪問看護ステーションに転職し、10年経過。

このブログでは、現役の理学療法士として培った
実践的な知識をもとに、訪問看護・リハビリ・
介護保険制度についてわかりやすく解説しています。

【保有資格】
・理学療法士
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・福祉住環境コーディネーター2級

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看護系職種「看る・診る・寄り添う」のプロ

看護系職種「看る・診る・寄り添う」のプロ

看護系職種は、医療現場で最も患者さんに近い距離で働く専門職です。
ひとくちに「看護師さん」と言っても、実は4つの異なる資格に分かれていることをご存知でしょうか。

看護師 医療現場の中心メンバー

【看護師とは】どんな仕事?

看護師(正看護師)は、医療現場の最前線で患者さんの身体的・精神的サポートを行う国家資格保有者です。

具体的な業務は以下の通りです。

  • バイタルサイン測定(血圧・体温・脈拍など)
  • 点滴・注射の実施
  • 患者観察と記録(カルテ記入)
  • 医師の診療補助
  • 患者・家族への説明対応
  • 看護計画の立案

自己判断で看護業務を遂行できる」のが、後述する准看護師との最大の違いです。

【資格取得ルート】

ルート修業年数進学先
4年制4年看護大学
3年制3年看護専門学校

卒業後、毎年2月に行われる看護師国家試験に合格して厚生労働大臣の免許を取得します。

【活躍場所と年収】

  • 総合病院、診療所、訪問看護ステーション、介護施設、企業の医務室など
  • 2020年時点で約128万人 が登録(2010年比で約33万人増)
  • 年収目安:おおむね400万〜550万円(夜勤の有無で大きく変動)

【筆者の印象】

しやに
しやに

訪問看護ステーションで毎日いっしょに仕事をしていますが、看護師さんの観察力には本当に頭が下がります。「今日の顔色、ちょっと気になるね」のひと言で、入院を未然に防いだ場面を何度も見てきました。

【看護師に向いている方】

  • 責任感が強く、判断力がある方:
    自己判断で看護業務を進める場面が多いため
  • 体力に自信がある方:
    夜勤・立ち仕事が中心
  • コミュニケーションが好きな方:
    患者さん・ご家族・多職種との橋渡し役
  • 学び続けられる方:
    医療は日進月歩で、最新知識のアップデートが必須

最近は特定行為研修を修了した「特定看護師」も登場し、医師の包括的指示のもとでより高度な医療行為ができるようになっています。看護師のキャリアは、想像以上に広がっています。

詳しくはこちら▶看護師・准看護師・助産師・保健師の違い

准看護師 看護師の指示下で活躍する身近な存在

【准看護師とは】

准看護師は、医師や看護師の指示を受けて看護業務を行う都道府県知事認定の資格保有者です。1951年、戦後の医療人材不足を補うために創設された歴史ある資格です。

【業務内容】

看護師とほぼ同じ業務(バイタルチェック・点滴・採血・食事/排泄/入浴介助・診療補助・カルテ記入)を行えますが、

  • 看護計画の立案は不可
  • 訪問看護での24時間オンコール対応は不可
  • 管理職への昇進は基本的に不可

という制限があります。

【資格取得ルート】

進学パターン修業年数
中卒後・衛生看護科のある高校3年(定時制4年)
中卒・高卒後・准看護師養成学校2年

修了後、准看護師試験(都道府県)に合格すれば免許取得です。

【現状】

2020年時点で約28万5千人。2010年から約8万4千人減少しており、減少傾向が続いています。

【准看護師と看護師の違い】

比較項目看護師准看護師
資格区分国家資格都道府県知事認定
業務判断自己判断可看護師の指示が必要
看護計画立案不可
訪問看護24時間オンコール不可
管理職原則不可
給与水準高めやや低め

【筆者の印象】

しやに
しやに

准看護師さんはベテラン勢が多く、現場の知恵がすごい。「制度上は格下扱い」されがちですが、実務スキルでは正看護師に引けを取らない方ばかりです。ご家族とのコミュニケーションも本当に上手で、「あの准看さんがいてくれて助かった」というご利用者さんの声を何度も聞きました。

【ステップアップの道】

准看護師として2年以上の実務経験を積めば、看護師への進学コース(2年課程)を受験できます。働きながら看護師資格を目指す方も多く、年齢を問わずチャレンジできる柔軟な制度です。

詳しくはこちら▶准看護師の歴史と現在地

助産師「生まれる瞬間」に寄り添う専門職

【助産師とは】

助産師は、妊娠・出産・産後ケアを専門とする国家資格です。日本では女性のみ取得可能とされています。

【業務内容】

  • 出産のサポート(分娩介助)
  • 妊娠中・産後の体調管理と生活指導
  • 新生児の健康管理
  • 母乳ケア・育児相談
  • 助産院での独立開業(看護師にはできない権利)

【資格取得ルート】

  1. まず看護師資格 取得する
  2. その後、1〜2年の助産師課程を修了
  3. 助産師国家試験に合格

【活躍場所】

総合病院の産科、産科クリニック、助産院、保健所など。
2020年時点で約3万8千人(2010年比で約1万人増)と緩やかに増加しています。

【年収目安】

夜勤や分娩手当が手厚いため、看護師よりやや高めの450万〜600万円が目安です。経験を積み、ベテランの開業助産師になると、それ以上の収入も狙えます。

【筆者の印象】

しやに
しやに

訪問先で「孫が生まれたばかりなの」というご家族に同席した助産師さんの説明の優しさが忘れられません。「生まれる瞬間」を支える仕事は、人生でいちばんあたたかい職場だと感じました。新生児への愛情と、お母さんへの心理的サポートの両立に、いつも感動します。

【助産師の特殊性】

助産師は、「医師の指示なく分娩介助できる」という特殊な権限を持っています。これは法律で認められた医療職としては、医師に次ぐ独立性です。だからこそ責任も重く、判断力と高い倫理観が求められる仕事です。

詳しくはこちら▶助産師の役割と資格


保健師「地域全体」の健康を守る

【保健師とは】

保健師 は、個人ではなく コミュニティ全体 の健康促進を担う国家資格保有者です。

【業務内容】

  • 地域住民の健康相談対応
  • 生活習慣病予防、メンタルヘルス対策
  • 母子保健(乳幼児健診・育児相談)
  • 高齢者・要介護者の保健指導
  • 学校保健、企業の産業保健(健康診断結果のフォロー)

【資格取得ルート】

  • 看護師資格を取得
  • 保健師養成課程(1年以上)を修了
  • 保健師国家試験に合格

最近は 4年制大学で看護師+保健師の同時取得 を目指す統合カリキュラムも増えています。

【活躍場所】

保健所、市町村役場の健康課、学校、企業の健康管理室など。
2020年時点で 約6万5千人(2010年比で約2万人増)と着実に増加。

【筆者の印象】

しやに
しやに

訪問看護で関わるご利用者さんのなかには、特定保健指導 を受けて生活改善した方がいます。「保健師さんと一緒に食事日記をつけたら、血圧が下がりました」とうれしそうに話してくれた方の顔が忘れられません。「病気になる前に防ぐ」という視点は、本当に貴重です。

【結論:看護系職種は4タイプ】

職種資格区分業務範囲2020年人数
看護師国家資格病院・在宅でフル業務128万人
准看護師都道府県知事認定看護師の指示下28万人
助産師国家資格出産・産前産後3.8万人
保健師国家資格地域の予防活動6.5万人

詳しくはこちら → 看護4職種まとめ

リハビリ系職種「もう一度できるようになる」を支える

リハビリ系職種「もう一度できるようになる」を支える

リハビリ系職種は、けがや病気のあとに、もとの生活へ戻る ことを専門的にサポートする仕事です。
PT・OT・STと略され、「リハビリ三職種」 と呼ばれます。

ここは私自身の専門領域ですので、特に丁寧に解説します。

理学療法士(PT)「立つ・歩く」を取り戻す専門家

【理学療法士とは】

理学療法士(PT:Physical Therapist) は、ケガや病気で身体機能が低下した方に対し、運動療法・物理療法 を通じて「立つ・座る・歩く」といった基本動作能力の回復を支援する 国家資格 です。

【具体的な業務内容】

  • 関節可動域訓練(曲がりにくくなった関節を動かす)
  • 筋力強化訓練
  • 歩行訓練(杖や歩行器を使った練習も含む)
  • 姿勢・バランス訓練
  • 物理療法(温熱・電気・牽引)
  • 動作指導(ベッドからの起き上がり、立ち上がり、階段昇降など)
  • 環境調整のアドバイス(手すり設置の提案など)

【資格取得ルート】

ルート修業年数
4年制大学4年
3年制短期大学3年
3〜4年制専門学校3〜4年

卒業後、理学療法士国家試験 に合格して免許を取得します。

【活躍場所】

  • 急性期病院(手術直後のリハビリ)
  • 回復期病院(リハビリ専門病棟)
  • 介護老人保健施設
  • 訪問リハビリ・訪問看護ステーション
  • デイケア・デイサービス
  • スポーツ現場・整形外科クリニック
  • 新領域:産業保健、自費リハビリ、パーソナルトレーニング

【年収目安】

段階年収目安
初任給月給 約24.6万円
20代平均約364万円
30代平均約430万円前後
2024年平均約432〜460万円

ただし、毎年1万人以上の新人が誕生しており、診療報酬・介護報酬に依存する給与構造のため、年収が伸びにくい職種 とも言われています。

【筆者の印象】

しやに
しやに

私自身の歩みをそのままお伝えします。

  • 維持期病院 1年:寝たきりの方が中心で、廃用予防が日課でした
  • 急性期病院 1年:手術翌日から離床、スピード感が違いました
  • 介護老人保健施設 4年:「在宅復帰」を目標にチームで関わる経験
  • 訪問リハビリ 2年:ご自宅でリハビリする難しさを痛感
  • 訪問看護ステーション 10年以上(現職):看護師さんとタッグでの在宅支援

同じPTでも、職場によって仕事内容はまったく違います。「資格=スタート地点」と本当に実感しています。

【PTのキャリア展望】

近年、理学療法士の職域は 医療・介護を超えて急速に拡大 しています。

新領域内容
スポーツ領域アスリート専属トレーナー・リハビリ
企業健康経営産業保健・腰痛予防教室
教育・研究機関大学教員・研究者
パーソナルトレーニング自費の個別指導
自費リハビリ経営保険外サービスの独立開業
動物リハビリ新興の専門領域

副業や複業も増えており、パーソナルトレーニング併業で 月50万円以上 の収入を得ている方、産業保健職で 年収500万円以上 を実現している方も珍しくありません。

「資格=安定」ではなく「資格=スタート地点」と捉えれば、年収700万円以上も視野に入る、というのが今の理学療法士の現実です。

詳しくはこちら → 理学療法士になる方法 / PTのキャリアと年収のリアル

作業療法士(OT) 「日常生活そのもの」を取り戻す

【作業療法士とは】

作業療法士(OT:Occupational Therapist) は、日常生活・仕事・趣味などの 「作業」 を通じて、心と身体の機能回復を図る 国家資格 です。

PTが「立つ・歩く」を主に扱うのに対し、OTは 「箸を持つ・服を着る・料理を作る」など、より生活に近い動作 を扱います。

【業務内容】3つの能力にアプローチ

  • 基本的動作能力:食事・排泄・移動など
  • 応用的動作能力:料理・買い物・家事
  • 社会的適応能力:仕事復帰・地域活動・趣味活動

【資格取得ルート】

PTと同じく、厚生労働大臣指定の養成施設(4年制大学・3〜4年制専門学校・3年制短期大学)で学び、国家試験合格が必要。

【活躍場所】4領域

領域主な職場
身体障害総合病院・整形外科クリニック
老年期介護施設・在宅支援センター
発達障害小児病院・発達支援施設
精神障害精神科病院・デイケア

【年収目安】

PTとほぼ同水準で、約400万〜460万円 が目安。

【PTとOTの違いがひと目でわかる】

比較項目PT(理学療法士)OT(作業療法士)
主な対象身体機能心 + 身体 + 生活
アプローチの中心立つ・歩く食べる・着替える・働く
対象領域主に身体障害身体・老年・発達・精神
訓練の例歩行訓練・関節可動域手芸・料理・職業訓練

【筆者の印象】

しやに
しやに

PTの私が「歩けるようになりましたね」と喜んでも、ご本人は「箸が持てないと食事が楽しくない」と言うことがあります。そんなとき、OTさんの存在は本当にありがたい。身体機能 + 心 + 生活 にまるごとアプローチできるのがOTの強みです。

老健時代、OTさんが認知症のおばあさんと一緒に「梅干しのおにぎりづくり」をして、表情がパッと明るくなった瞬間を今でも覚えています。作業の力 は、ときに薬以上の効果を持つことがあります。

詳しくはこちら → 作業療法士とは

言語聴覚士(ST) 「話す・聞く・食べる」を支える

【言語聴覚士とは】

言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist) は、人間の基本機能である 「話す・聞く・食べる」 に関するリハビリを行う 国家資格 です。

【対象となる方】

  • 失語症(脳卒中後に言葉が出なくなった方)
  • 構音障害(発音が難しくなった方)
  • 認知症・高次脳機能障害
  • 聴覚障害(補聴器・人工内耳)
  • 嚥下障害(飲み込みが難しい方)
  • 発達障害児(ことばの遅れ)

【業務内容】

領域具体的な業務
言語支援発音練習・会話訓練・読み書き支援
聴覚支援聴力検査・補聴器調整・人工内耳リハ
摂食・嚥下支援嚥下機能評価・安全な食事方法の指導

【資格取得ルート】

大学・専門学校の養成課程を修了し、言語聴覚士国家試験 に合格。

【活躍場所】

病院、リハビリ施設、介護施設、児童発達支援施設、学校、訪問リハビリなど。

【年収目安】

PT・OTとほぼ同水準で 約400万〜460万円。STは全国的にまだ人数が少なく、地域によっては需要に対して供給が追いついていない貴重な存在です。

【筆者の印象】

しやに
しやに

在宅で「むせる、食事が怖い」というご利用者さんは本当に多い。STさんに評価していただくと、トロミ濃度・食事姿勢・一口量まで具体的に指導してもらえ、誤嚥性肺炎の再発が激減します。「食べる楽しみ」を守る仕事 だと痛感します。

脳梗塞で言葉が出にくくなったご利用者さんが、半年後にSTさんと一緒に「ありがとう」と言えた瞬間、ご家族と一緒に涙したことがあります。「コミュニケーションを取り戻す」ことの尊さを教えてくれる仕事です。

詳しくはこちら → 言語聴覚士とは

【結論:リハビリ三職種の役割分担】

略称専門領域キーワード
PT基本動作立つ・歩く
OT応用動作・心暮らす・働く
STコミュニケーション・嚥下話す・聞く・食べる

医療技術系職種|「薬」「検査」「画像」の専門家

医療技術系職種|「薬」「検査」「画像」の専門家

薬剤師「薬」のプロフェッショナル

【薬剤師とは】

薬剤師 は、医薬品全般について幅広い知識を持つ 国家資格 保有者で、調剤・服薬指導・医薬品管理を担当します。

【業務内容】場所によって異なる

職場主な業務
薬局処方箋に基づく調剤、服薬指導、市販薬販売
病院注射薬調製、臨床検査、薬物治療モニタリング
製薬企業研究開発・品質管理
卸売販売会社医薬品の保管管理・情報提供
行政機関薬事監視・医薬品研究
学校学校薬剤師として衛生管理・薬物教育

【資格取得ルート】

  • 6年制の薬学部 を卒業(4年制薬科学科は薬剤師免許不可)
  • 毎年3月の 薬剤師国家試験 に合格
  • 厚生労働大臣から免許交付

医療系職種の中でも 修業年数がもっとも長い のが特徴です。

【年収目安】(2025年予測)

職場初任給〜経験者
病院薬剤師約350万円 → 経験者650万円超
薬局薬剤師400〜500万円 → 地域により600万円以上
ドラッグストア450〜500万円から
製薬企業約400万円

高齢化社会で需要は今後も増加見込み。

【薬剤師の専門性】

薬剤師は単に「薬を渡す人」ではありません。

  • 飲み合わせ(相互作用)のチェック
  • 副作用の早期発見
  • 用量調整の提案(特に高齢者・腎機能低下の方)
  • 後発医薬品(ジェネリック)の活用提案
  • 在宅訪問での服薬管理

特に高齢者は 10種類以上の薬を服用 していることも珍しくなく、薬剤師さんの「飲みすぎチェック」で体調が劇的に改善するケースを何度も見てきました。

【筆者の印象】

しやに
しやに

訪問先のご高齢者は「薬の管理」が本当に大変。最近は 訪問薬剤師さん が一包化して服薬カレンダーをセットしてくださり、家族の負担が激減しました。薬の専門家がチームに加わると、医療事故が確実に減ります。

あるご利用者さんは、ふらつきの原因が 降圧薬の効きすぎ だったと薬剤師さんが見抜いてくださり、医師に減量を提案。転倒予防につながりました。リハビリだけでは解決できない問題を、薬の視点から解決してくれる頼もしい存在です。

詳しくはこちら → 薬剤師の仕事と年収

診療放射線技師「身体の中を見える化」する技術者

【診療放射線技師とは】

診療放射線技師 は、X線・CT・MRI・超音波などを用いて画像検査を行う 国家資格 保有者です。

【業務内容】

  • 放射線を使う業務
    – 一般X線撮影(胸部・腹部・骨など)
    – 乳房X線撮影(マンモグラフィー)
    – X線CT検査
    – 造影検査
    – 核医学検査
    – 放射線治療
  • 放射線を使わない業務
    – MRI検査
    – 超音波(エコー)検査
    – 眼底検査
  • その他
    – 放射線安全管理
    – 機器の品質管理

【資格取得ルート】

ルート修業年数
4年制大学4年
専門学校3年

卒業後、国家試験合格。

【活躍場所】

病院・診療所、保健所、健康診断センター、医療機器メーカーの研究開発部門、車での巡回検診など。

【年収目安】

おおむね 450万〜600万円(夜勤や緊急対応の有無で変動)。

【主な検査機器】

機器何がわかる?
X線撮影装置骨折・肺炎・心拡大など
マンモグラフィー乳がん検診
CTスキャナ内臓・骨の断面像
MRI装置脳・脊髄・関節の詳細画像
超音波装置心臓・腹部・血管
放射線治療装置がんの放射線治療

【筆者の印象】

しやに
しやに

リハビリ室で「腰が痛い」と訴えるご利用者さんを、医師の指示でレントゲン室にお連れすることがあります。技師さんが一瞬で正確に撮影してくださるおかげで、的確な診断ができ、私たちのリハビリ計画も立てやすくなります。

訪問先のご利用者さんが転倒した際、巡回検診車に駆けつけてくださった技師さんが現場で骨折を発見し、すぐに病院搬送。「現場でレントゲン」が当たり前になりつつあり、技師さんの活躍の場は広がる一方です。

詳しくはこちら → 診療放射線技師の仕事

臨床検査技師「身体のデータ」で診断を支える専門家

【臨床検査技師とは】

臨床検査技師 は、医師の指示のもとで 血液・尿などの検体検査心電図・脳波・超音波などの生理機能検査 を行い、診断や治療に必要なデータを提供する 国家資格 の医療職です。

「医師の診断の精度」を裏側から支える、まさに データの専門家 といえます。

【臨床検査技師に向いている人】

  • 医療現場で、検査を通じて診断を支えたい方
  • コツコツ正確に作業するのが得意な方
  • 患者さんへの採血や説明など、対人対応にも抵抗がない方
  • 病院だけでなく、健診や検査センターなど幅広い働き方に関心がある方

【業務内容】

業務は大きく 「検体検査」「生理機能検査」 の2つに分かれます。

  • 検体検査
    – 血液検査(血液型・血糖値・肝機能・腎機能など)
    – 尿検査
    – 便検査
    – 痰検査
  • 生理機能検査
    – 心電図検査
    – 脳波検査
    – 肺機能検査
    – 超音波(エコー)検査
  • その他の業務
    – 採血、検査準備、機器の管理・清掃、結果報告書の作成 など

病院では入院患者・外来患者の検査を、健診センターでは受診者の検査を担当します。

【資格取得ルート】

臨床検査技師は 国家資格 です。

ルート修業年数進学先
4年制4年大学(保健医療系学部)
3年制3年短期大学・専門学校

必要な課程を修了した上で、臨床検査技師国家試験 に合格すると資格を取得できます。

そのほか、医学部・歯学部卒業者や、指定科目を修めた大学卒業者にも受験資格があります。

【活躍場所】

  • 総合病院、大学病院、専門病院、クリニック
  • 健診センター、衛生検査所、臨床検査センター
  • 血液センター、保健所、在宅医療の現場
  • 医療機器メーカー、製薬会社、食品関連企業

【年収目安】

統計ソース目安
求人統計約354万円(月給29万円・初任給22万円)
中堅クラス約450万円

おおむね 300万円台後半〜400万円台前半 が実態に近い水準です。勤務先・地域・経験・夜勤の有無で変動します。

【筆者の印象】

しやに
しやに

リハビリ職として働く中で、医師から「○○さんの血液検査のデータを見ながらリハビリ強度を調整して」と指示を受けることがよくあります。

CRP(炎症反応)や血糖値、ヘモグロビン値などの数値は、私たちが安全に運動を提供する上で 欠かせない情報 です。

検査技師さんが正確なデータを出してくださるからこそ、リハビリ計画も的確に立てられる。まさに 「データという土台」を支える縁の下の力持ち です。

詳しくはこちら → 臨床検査技師ってどんな資格なのか。

医療事務・連携職種「縁の下の力持ち」

医療事務・連携職種「縁の下の力持ち」

医療事務 医療機関の受付・会計・レセプトを担う

【医療事務とは】

医療事務 は、病院やクリニックで受付・会計・レセプト業務を担当するスタッフです。
法的に必須の資格はない ため、無資格でも就業可能ですが、専門知識が必要なため 民間の認定資格 が多数あります。

【主な業務内容】

  • 受付業務(保険証確認・カルテ準備)
  • 会計業務(医療費の計算)
  • レセプト業務(診療報酬明細書の作成・点検)
  • 電話対応・予約管理
  • カルテ管理

【代表的な資格】(民間資格)

資格名主催特徴
医療事務管理士技能認定振興協会(JSMA)1974年開始の日本初の医療事務資格・合格率約84.6%
医療事務検定試験日本医療事務協会入門向け
診療報酬請求事務能力認定試験日本医療保険事務協会最難関・実務的

【医療事務管理士試験】の概要

  • 受験資格:年齢・性別・学歴・経歴に関係なく誰でも受験可
  • 受験料:7,500円(税込)
  • 試験形式:学科(マークシート10問)+実技(レセプト作成・点検)
  • 合格率:約84.6%(医科)

【活躍場所】

病院、クリニック、調剤薬局、健診センターなど。

【年収目安】

おおむね 250万〜380万円(経験・地域・施設規模で変動)。

【医療事務に向いている方】

  • パソコン作業が好き
  • 細かい計算が苦にならない
  • 接客・コミュニケーションが得意
  • 子育て後の再就職を考えている(短時間勤務OKの求人多数)

医療事務は 女性に人気の職種ナンバーワン とも言われ、ライフステージに合わせて働きやすい職種です。資格取得から就職までの期間が短く、未経験からでもチャレンジしやすいのが魅力です。

【キャリアパス】

  1. 一般事務職としてスタート
  2. リーダー・主任・管理職へ
  3. 後輩指導や資格スクール講師
  4. 医療コンサルタント
  5. 医療情報システム(電子カルテ)関連企業へ転職

【筆者の印象】

しやに
しやに

訪問先のご家族から「先生、医療費の説明がよくわからない」と相談されることがあります。そんなとき、私は医療事務さんに連絡して丁寧に解説していただきます。「お金と保険」のプロ がいてくれるおかげで、患者さんが安心して治療を続けられるんです。

高額療養費制度・限度額適用認定証など、知っていれば負担が大きく減る制度を 「教えてもらえるかどうか」 で、ご家族の生活が変わります。医療事務さんは「医療の入り口・出口」を支える大切なポジションです。

詳しくはこちら → 医療事務の仕事 / 医療事務管理士試験

メディカルソーシャルワーカー(MSW)「退院後の生活」を一緒に考える

【MSWとは】

メディカルソーシャルワーカー(MSW) は、患者さんとそのご家族が抱える 「医療と生活の悩み」 を相談支援する専門職です。

【6つの主要業務】

  1. 心理社会的支援:入院・治療に伴う不安、家事・育児・就労の問題解決
  2. 退院支援:退院後の生活環境調整、在宅医療サービス紹介
  3. 社会復帰支援:職場復帰や地域社会への適応援助
  4. 医療受診支援:医療費・保険制度の相談
  5. 経済支援:生活保護などの社会保障制度活用支援
  6. 地域活動:保健医療福祉ネットワーク構築

【資格】

法的に「MSW」という資格は存在しません。ただし、ほぼすべての求人で以下の 国家資格 が応募条件になっています。

  • 社会福祉士(4年制大学+国家試験が王道)
  • 精神保健福祉士

無資格でも勤務はできますが、その場合は 「相談員」 と呼ばれ、ソーシャルワーカーとは名乗れません。

【活躍場所】

総合病院、精神科病院、リハビリテーション病院、診療所、介護老人保健施設、地域包括支援センターなど。

【年収目安】

おおむね 350万〜500万円

【MSWに求められるスキル】

  • 制度知識(介護保険・医療保険・障害者総合支援法・生活保護など)
  • 傾聴力(患者・家族の本音を引き出す)
  • 調整力(多職種・行政・地域資源との連携)
  • 文章力(書類作成・サマリー記録)
  • メンタルの強さ(重い相談を抱え続けるため)

【筆者の印象】

しやに
しやに

訪問看護でいちばん頼りになる存在のひとり。「在宅介護がもう限界…」と泣くご家族に、施設・サービス・制度をワンストップで提案してくれます。MSWさんなしで在宅医療は回りません。

経済的に困難なご家族に 生活保護高額療養費制度 を案内し、「治療を諦めなくていい」と希望を取り戻したケースを何度も見てきました。「お金がないから治療できない」を防ぐ仕事 は、本当に尊いと思います。

詳しくはこちら → MSWの役割

介護系職種「暮らしを支える」の最前線

介護系職種「暮らしを支える」の最前線

高齢化が進む日本で、もっとも需要が伸びているのが介護系職種です。

介護福祉士 介護の国家資格

【介護福祉士とは】

介護福祉士 は、介護分野で 唯一の国家資格 です。専門知識と技術をもとに、要介護者の生活全般を支援します。

【業務内容】

種類内容
身体介護入浴・食事・排泄など基本動作の支援
生活援助掃除・洗濯・買い物・調理
心理的支援傾聴・レクリエーション提供
チームリーダー業務介護スタッフの指導・教育

【資格取得ルート】3つの主な方法

  1. 実務経験ルート(受験者の約90%)
  2. 3年以上・540日以上の実務経験 + 実務者研修修了
  3. 養成施設ルート
  4. 指定された介護福祉士養成施設を卒業後、国家試験
  5. 福祉系高校ルート
  6. 定められた科目・単位取得(実技試験免除)

【活躍場所】

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、有料老人ホーム、訪問介護、デイサービス、病院など。

【年収目安】

おおむね 330万〜420万円(夜勤・処遇改善加算で変動)。

【筆者の印象】

しやに
しやに

老健時代、介護福祉士さんと一緒にお風呂介助していました。動き方ひとつでご利用者の痛みも、介護者の腰痛もまったく変わります。「生活の専門家」 という肩書きは伊達じゃありません。

詳しくはこちら → 介護福祉士・介護職について

介護職員初任者研修修了者|介護の「入口資格」

【介護職員初任者研修とは】

介護職員初任者研修 は、介護の基礎知識・技術を学ぶ 入門の研修 です。資格ではなく研修修了の証ですが、介護現場で働く第一歩として広く認知されています。

【研修内容】

分野内容
身体介護食事・排泄・入浴・移動介助
生活援助掃除・料理・洗濯・買い物
認知症の理解コミュニケーションの基本
介護保険制度制度の概要

【受講時間】

全130時間
– 通信学習:最大40.5時間まで
– 通学(対面):89.5時間以上

【費用と期間】

  • 費用:5〜10万円程度(最大14万円)
  • 期間:おおむね 3ヶ月
  • 受講資格:年齢・学歴の制限なし、無資格・未経験OK

【修了後にできること】

訪問介護、デイサービス、ショートステイ、グループホーム、特別養護老人ホーム、病院などで介護スタッフとして勤務可能。

【平均年収】

訪問介護従事者で 約370万円 が目安。

【筆者の印象】

しやに
しやに

「介護の世界に飛び込んでみたい」という40〜50代の方が、初任者研修からスタートして数年後には介護福祉士になっている例をたくさん見てきました。人生のリスタートに適した資格 です。

詳しくはこちら → 介護職員初任者研修とは

医療・介護14職種 比較表で一目瞭然

ここまで紹介した14職種を、わかりやすい一覧表でまとめます。

【資格区分・修業年限・年収目安・活躍場所】

職種資格区分主な修業年限年収目安主な活躍場所
看護師国家資格3〜4年400〜550万円病院・診療所・訪問看護
准看護師都道府県知事認定2〜3年350〜450万円診療所・介護施設
助産師国家資格看護師+1〜2年450〜600万円産科・助産院
保健師国家資格看護師+1年〜4年大学統合400〜550万円保健所・行政・企業
理学療法士(PT)国家資格3〜4年400〜460万円病院・介護施設・訪問
作業療法士(OT)国家資格3〜4年400〜460万円病院・介護施設・精神科
言語聴覚士(ST)国家資格3〜4年400〜460万円病院・リハ施設・訪問
薬剤師国家資格6年400〜650万円薬局・病院・製薬企業
診療放射線技師国家資格3〜4年450〜600万円病院・健診センター
臨床検査技師国家資格3〜4年350〜450万円病院・健診センター・検査センター
医療事務民間資格(任意)数ヶ月〜1年250〜380万円病院・クリニック・薬局
MSW民間呼称・社会福祉士などが必要4年大学が王道350〜500万円病院・地域包括支援センター
介護福祉士国家資格実務3年or養成校2年330〜420万円特養・老健・訪問介護
介護職員初任者研修修了者民間研修約3ヶ月約370万円訪問介護・デイサービス
※年収は施設規模・地域・夜勤の有無で大きく変動します。あくまで目安としてご参照ください。

自分に合った職種の選び方現場18年以上のしやにが提案する5つの問い

自分に合った職種の選び方現場18年以上のしやにが提案する5つの問い

「医療・介護の仕事に興味はあるけど、どれが自分に合うかわからない…」


そんな読者の皆様のために、現場18年以上で見えてきた 5つの問い を紹介します。

問い1「何年勉強できる?」

ライフプランによって、選べる修業年数は変わってきます。

修業年数候補職種
3ヶ月程度介護職員初任者研修
半年〜1年医療事務
2〜3年准看護師・看護専門学校・介護福祉士養成施設
3〜4年看護師・PT・OT・ST・診療放射線技師・臨床検査技師
6年薬剤師

問い2「人とどれくらい関わりたい?」

関わり方候補職種
とにかく濃く関わりたい看護師・介護福祉士・MSW
専門技術で関わりたいPT・OT・ST・診療放射線技師・臨床検査技師
知識で支えたい薬剤師・保健師
縁の下から支えたい医療事務

問い3「夜勤はできる?」

家庭との両立を考えるなら、ここは大事なポイントです。

  • 夜勤あり:看護師・介護福祉士(施設)・診療放射線技師
  • 夜勤少なめ/なし:理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師(薬局)・医療事務・MSW・保健師

問い4「年収はどれくらい欲しい?」

年収帯候補職種
350〜450万円臨床検査技師・介護福祉士
400万円台前半〜リハ三職種
450〜550万円看護師・診療放射線技師・MSW
500〜650万円超薬剤師・助産師(夜勤あり)

問い5「将来どんな働き方をしたい?」

  • 地域に根ざして働きたい:保健師・看護師(訪問看護)・PT/OT/ST(訪問リハビリ)
  • 独立開業を視野に入れたい:助産師・薬剤師・PT(自費リハ)・介護福祉士(訪問介護管理者)
  • 企業で働きたい:薬剤師・保健師(産業保健師)
  • 多様なキャリアを楽しみたい:リハ三職種(副業・パーソナル・産業保健)

【しやにからの結論】

しやに
しやに

どの職種にも 「ありがとう」と言ってもらえる瞬間 があります。
大事なのは、「自分が長く続けられそうか」 という視点。

私の場合、理学療法士を選んで本当によかったと感じています。「立てなかったご利用者さんが、孫の結婚式に出席できた」――そんな瞬間が、毎日のしんどさを忘れさせてくれます。

あなたにとっての「やりがいの瞬間」が訪れる職種を、ぜひ見つけてください。

まとめ「チーム」で支える医療・介護を、もっと身近に

まとめ「チーム」で支える医療・介護を、もっと身近に

ここまで、医療・介護の14職種を駆け足で見てきました。

長い記事をお読みいただきありがとうございました。最後に、本記事の 要点 をふり返ります。

この記事のまとめ

  • 医療・介護は 多職種チーム で動いている
  • 看護系は 看護師・准看護師・助産師・保健師 の4タイプ
  • リハビリ系は PT・OT・ST で役割分担
  • 技術系は 薬剤師・診療放射線技師・臨床検査技師 が高度な専門性を担う
  • 連携職種として 医療事務・MSW が縁の下を支える
  • 介護系は 介護福祉士・初任者研修修了者 が暮らしの最前線
  • 自分に合った職種は 修業年数・関わり方・夜勤・年収・キャリア像 から選ぶ

読者の皆様へ

ご自身やご家族が医療・介護のお世話になる機会は、人生で必ず一度は訪れます。
そのとき、「この人はこういう専門職なんだ」 とわかっていると、安心感がまったく違います。

そして、もしあなたが医療・介護の道を目指しているなら――
私が18年以上やってきて、ひとつだけ言えることがあります。

「資格は、ゴールではなくスタート地点です」

どの職種でも、現場に出てからの学びが本当に大きい。
だからこそ、最初の一歩は 「自分が続けられるかどうか」 で選んでみてください。

各職種の詳細記事はそれぞれの章にリンクを貼っていますので、気になる職種があればぜひ深掘りしてみてくださいね。

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この記事を書いた人
しやに

理学療法士免許を取得し、15年以上従事。
法人内の異動で経験を積む。
維持期の病院:1年間
急性期の病院:1年間
介護老人保健施設(入所・通所兼務):4年間
訪問リハビリ:2年間
訪問のリハビリを継続したいため、訪問看護ステーションに転職し、10年経過。

このブログでは、現役の理学療法士として培った
実践的な知識をもとに、訪問看護・リハビリ・
介護保険制度についてわかりやすく解説しています。

【保有資格】
・理学療法士
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・福祉住環境コーディネーター2級

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