在宅医療・訪問看護の現場では、日々たくさんのご自宅に伺いますよね。
私たちが何気なくしている「靴を脱ぐ・履く」という行為。実は、加齢や疾患によって身体機能が低下している方にとって、かなりの負担となる動作なんです。
そこで今回ご紹介するのが、訪問時にスタッフにも、そしてご自宅で生活されるご利用者様にとっても“優しい”一足。
立ったまま履ける設計で、脱ぎ履きが圧倒的にラクになると話題の【訪問・室内用シューズ】です。
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◆ 高齢者の生活を支える「靴」の選び方とは？
訪問先での室内履きは、「衛生面」「脱ぎ履きのしやすさ」「転倒防止」など、多くの観点から慎重に選ぶ必要があります。
特に、上がり框（かまち）での動作がしやすいことは大きなポイント。
高齢者や身体機能が低下した方にとって、「しゃがむ」「片足で体を支える」などの動作は、転倒やふらつきのリスクを伴います。
▼こんな課題を感じていませんか？
- 利用者様の玄関先で、靴の脱ぎ履きが大変（玄関が狭いお家も少なくない）
- ヘルパーさんやご家族に脱ぎ履きを頼んでいる
- 靴の扱いに時間がかかってしまい業務に支障がある
- プレゼント用に機能的で負担が少ない靴を探している
これらをすべて解決してくれるのが、今回ご紹介する立ったまま履ける訪問用シューズです。
◆ 商品の特徴：立ったままでラクに履ける！プレゼントにも◎
✅ 1. 手を使わず、立ったままで「スッと履ける」！
かかと部分がしっかりした形状記憶素材でできており、潰れにくいので、かかとを踏んでそのまま足を入れるだけでOK。
理学療法士として現場を見てきた中で、かがまずに靴が履けることがどれだけ大きなメリットか、身に染みて感じます。
高齢者の方でも、足を入れる動作が非常にスムーズ。力も不要なので、リハビリ中の方にも使いやすいです。
✅ 2. 室内外両用！訪問スタッフにもおすすめ
玄関でスリッパに履き替える必要がないので、訪問看護スタッフにも最適。
例えば、雨の日に濡れた玄関マットで滑らない靴底構造になっているのも、現場を知っている開発者ならではの工夫です。
そのまま室内に入っても違和感がないデザイン性も◎
訪問中の動線をスムーズにしつつ、ご利用者様にも安心感を与える、まさに“仕事ができる靴”です。
✅ 3. 高齢者へのプレゼントにも最適
利用者様からもよくいただく相談のひとつが、「自分では選べないけど、プレゼントされたら嬉しい靴が欲しい」という声。
この靴なら…
- 介護が必要なお母様・お父様への贈り物に
- 退院後の生活に備えての準備に
- 敬老の日や誕生日ギフトにも
靴はサイズ感が心配な方もいますが、マジックテープや柔軟な素材で調整できるタイプなので安心です。
◆ 実際の使用シーン：理学療法士の視点でみた“利便性”
私自身、この靴を履いて訪問に伺う機会が増えました。特に冬場や雨天時、手袋をしていても脱ぎ履きがしやすく、玄関先でのストレスが本当に減ります。
特に利用者様を支える介助をしながら自身で靴を履く場合に、すっと履くことができることが援助をする際の安全性を高めることができます。
また、利用者様にお試しいただいたところ、以下のような反応がありました。
「本当にかがまなくていいの？信じられない！」
「足がむくんでいる日でも履きやすい」
「この靴があれば、一人で外に出るのも怖くない」
歩行練習を行う際にも「自分で履けた」という達成感があり、心理的な自立支援にもつながっていると感じます。
◆ デメリット・注意点
もちろん万能というわけではありません。以下の点には注意が必要です。
- 完全防水ではないため、大雨時の屋外使用には不向き
- サイズ選びは慎重に。足のむくみを考慮して0.5cm大きめがおすすめ
- 足先を靴の中に入れ込む際にある程度のバランスが必要
これらを理解したうえで使えば、非常に有用な一足になります。
◆ まとめ：靴は「自立」と「安心」を支える道具
高齢者にとって、“一人で靴を履ける”ことは、ただの動作ではありません。
それは、「まだ自分でできる」という自信や「人に迷惑をかけていない」という安心感に直結する大切なポイントです。
その意味でも、この立ったまま履ける靴は、
理学療法士としても、訪問看護師さん、介護職の皆様にも、
そして、ご家族やご本人にも胸を張っておすすめできる一足です。
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靴ひとつで、生活の質が変わります。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
