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【理学療法士17年の現場から】「歩く」が変わる、介護・リハビリ用の靴選びとは?~メリット・デメリットを正直に解説~

生活の知恵
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こんにちは。訪問看護ステーションで17年、理学療法士として働いている『しやに』です。

ご高齢の方や障がいをお持ちの方、そのご家族から、よくこんな相談をいただきます。

「転ばない靴ってありますか?」
「装具をつけていると履ける靴がなくて…」
「歩くと足が痛くなるので、外に出なくなってしまったんです」

これまで数百人の利用者さまと向き合ってきましたが、そのたびに思うのは――
**“靴ひとつで、歩く喜びが取り戻せる”**ということ。

今回は、現場での経験をもとに、「歩きづらさ」を抱える方に向けた靴の特徴、メリット・デメリットを徹底的に解説します。最後には、おすすめのリンク先もご紹介しますので、靴選びの参考にしていただければ幸いです。

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■ なぜ「靴」がこんなに重要なのか?

理学療法士として感じるのは、靴は「歩くための道具」であると同時に、「生活の安全性」と「社会参加の意欲」を左右する存在だということです。

例えば、

  • 転倒を繰り返していた方が、靴を変えただけで安全に歩けるようになった
  • 家にこもっていた方が、外出を楽しむようになった
  • 歩行器を使っていた方が、靴の工夫で杖歩行まで回復した

そんなケースが実際にあります。

逆に、どんなに体の状態がよくても、靴が合っていなければ歩行の改善は難しいこともあります。


■ 現場で選ばれている「靴」の特徴とは?

最近、多くの医療・介護職がすすめているのは、福祉・医療現場の声から生まれた、いわゆるリハビリ用・介護用に特化した靴です。

では、それらの靴にはどのような特徴があるのでしょうか?


■ 理学療法士が感じた「靴」のメリット5選

1. 【つまずきにくい形状】

足を前に出す時、つま先が地面に引っかかりやすい高齢者や片麻痺の方にとって、“つまずき防止”は非常に重要です。
こうした靴は、つま先が少し上がった構造になっており、歩行時のひっかかりを防ぎます。

2. 【脱ぎ履きしやすいファスナー構造】

外側・内側両方にファスナーがついていて、靴の開口部が大きく開くタイプもあります。これにより、

  • 装具をつけたままでも履ける
  • 手の力が弱くても操作しやすい
  • 介助するご家族の負担も軽減される

といったメリットがあります。

3. 【足にしっかりフィットする調整機能】

一般的な靴紐に加え、ワンタッチで調整できるストッパーがついているタイプも。これにより、

  • むくみがある日も柔軟に対応できる
  • 足の甲が薄い方でも浮かずに安定
  • 途中で緩んだり外れたりしにくい

といった安心感があります。

4. 【インソールが足を支えてくれる】

扁平足や外反母趾、O脚・X脚など、さまざまな足のクセに対応できるよう、インソールにアーチサポートがついている場合もあります。これにより、姿勢が安定し、膝や腰への負担も軽減されます。

5. 【滑りにくく軽い靴底】

滑りやすいフローリングや濡れた路面でも安心な、高いグリップ力を持つ靴底が採用されているものも。さらに非常に軽く、足を持ち上げる負担が少ないので、歩行時の疲労感も軽減されます。


■ 実際にこんな方に好評でした

● 脳梗塞後、片麻痺で短下肢装具を使っている方

→ 靴の開きが大きく、装具のままでも脱ぎ履き可能で安心。
→ワンサイズ大きめにすることで、履きやすくなります。

● 変形性膝関節症や脊柱管狭窄症で歩行が不安定な方

→ インソールの支えと靴底の滑りにくさで歩きやすさを実感。

● 足にむくみがあり、夕方になると靴がきつくなる方

→ ファスナーとストッパーでその日の状態に合わせて調整可能。


■ 靴のデメリット・注意点も正直にお伝えします

◉ デザイン性はやや“機能重視”

介護・医療現場向けに設計されているため、いわゆる“おしゃれ靴”とは少し違い、デザインが実用的です。「見た目重視」の方には、好みが分かれる可能性があります。

◉ サイズ選びが重要

機能的な靴ほど、「サイズの合い方」が歩行のしやすさに直結します。小さすぎても大きすぎても、靴のメリットを活かせません。
できれば室内で試着するか、返品・交換が可能なショップを選びましょう。

◉ 装具との相性に個人差あり

靴と装具の高さや幅が合わない場合、履けなかったり、履けても不安定になったりすることがあります。ご自身の装具との相性を事前に確認するか、担当のリハビリスタッフに相談されるのがおすすめです。


■ 理学療法士の視点で見る「靴」の本当の価値

正直に言えば、「ただの靴」でここまで歩行能力が変わるとは、理学療法士になりたての頃は思っていませんでした。

しかし今では、**歩ける・歩きやすい靴は“第二の歩行補助具”**と考えています。

もちろん、杖や歩行器などの補助具も大切ですが、それと同じくらい、「足に合った靴」を履くことが転倒予防・自立支援には不可欠です。


■ 歩くことを取り戻すために、今できる第一歩

歩行の悩みを感じている方は、ぜひ一度、靴を見直してみてください。特に、福祉・医療の現場の声から生まれた靴は、見た目以上に頼もしい味方になります。

実際の使用者の声や、各種サイズ・カラー展開、価格の詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。

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■ 最後に:ご家族・ケアマネジャー・医療職の方へ

靴は、単なる日用品ではありません。
「その人がどこまで自立して生活できるか」「どれだけ外に出て人生を楽しめるか」に、大きく関わる道具です。

これまで数多くのご利用者様と接する中で、「歩けるようになった」「もう一度外に出ようと思えた」という言葉は、私たち支援者にとっても最高の喜びでした。

ぜひ、靴を選ぶときには、「ただの靴」ではなく、「生活を支える一歩」だという視点を持っていただけたらと思います。


歩くことを、もう一度、楽しみに変えるために――
あなたやご家族の靴選びの一助になれば嬉しいです。

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