訪問看護という仕事は、患者様のご自宅を訪問し、直接ケアを行う大切な業務です。特に夏場や移動の多い日には、汗をかくことも多くなりますよね。
しかし、**汗をかいた後の「体臭」や「衣服の臭い」**は、患者様にとってもスタッフ自身にとっても気になるところ。
中には「柔軟剤や香水でニオイを打ち消している」という方もいるかもしれません。でも実はその方法、かえって利用者様に負担をかけてしまっている可能性があるのです。
本記事では、
- 汗の臭いの本当の原因
- 香りでごまかすことのデメリット
- 医療・介護現場に適した具体的な臭い対策法
について、わかりやすく解説していきます。

第1章:なぜ汗は「臭う」のか? ─ 原因を正しく理解しよう
1-1. 汗自体は無臭?
意外かもしれませんが、汗そのものは基本的に無臭です。
私たちの身体には2種類の汗腺があります。
汗腺の種類 | 特徴 | 臭いの強さ |
---|---|---|
エクリン腺 | 全身に存在。水分と塩分が主成分。 | 無臭またはごくわずか |
アポクリン腺 | 脇など限られた部位に存在。脂質・タンパク質含む | 強い体臭の原因に |
特にエクリン腺から出る汗は、蒸発による体温調節が主目的で、あまり臭いません。
1-2. 臭いの原因は「皮膚上の菌」
汗が臭うようになるのは、皮膚の常在菌(特に「表皮ブドウ球菌」など)が汗中のタンパク質や脂質を分解することで、悪臭成分(アンモニア・イソ吉草酸など)が発生するためです。
加えて、汗を吸った衣類の繊維内でも雑菌が繁殖することで、さらに臭いが強くなるのです。
第2章:柔軟剤や香水に潜む「落とし穴」
2-1. 香りでごまかすと「ニオイの混ざり」が発生
柔軟剤や香水で体臭を消そうとすると、体臭+香り=不快な混合臭になってしまうことがあります。
特に汗臭・皮脂臭とフローラル系の香りが混ざると、むしろ不快に感じる人が多いという調査もあるほどです。
2-2. 利用者様は「香り」に敏感なことも
訪問看護では、以下のような利用者様と接する機会も多いはずです。
- 化学物質過敏症の方
- 喘息や呼吸器疾患のある方
- 認知症で嗅覚が過敏な方
そのような方に強い香りが届くと、頭痛・吐き気・体調悪化を引き起こす可能性があります。
2-3. 「におい」で印象が左右される
においは「記憶や感情」に直結します。香りで不快感を覚えられると、信頼関係や安心感が損なわれることも。
第3章:医療・介護現場にふさわしい「におい対策」3選
では、実際にどのような臭い対策が効果的で、利用者様にも配慮した方法と言えるのでしょうか?
対策①:汗をかいたら早めに拭き取る or 着替える
- 汗をかいたままにしておくと菌が繁殖します。
- 汗拭きシートや速乾性インナーで、汗をこまめに除去しましょう。
- 下着・インナーは吸汗速乾タイプがおすすめ。
対策②:無香料 or 微香タイプの制汗剤・洗濯洗剤を選ぶ
- 無香料のロールオン制汗剤は、汗の臭いを抑えても香りは残りません。
- 洗濯時は**抗菌・消臭効果のある洗剤や柔軟剤(無香料)**を使用。
- 市販なら「デオコ」「ミョウバン系制汗剤」「ハイジア」などが人気。
対策③:衣類の雑菌対策を忘れずに!
- 雑菌が衣類に残っていると、洗濯してもまた臭います。
- 週に1回は酸素系漂白剤や煮洗いで除菌。
- 洗濯後はすぐに干す(湿ったまま放置しない)。

第4章:夏場・梅雨・汗の多いシーズンのおすすめ商品
【楽天ランキング1位入賞】いごっそうの身だしなみ りぐる 土佐のハイカラ 汗ふきシート 15枚入り×5Pセット
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☑ メンズ・レディース問わず使える無香タイプ
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汗をかいた後の不快感を一掃し、次の訪問先でも清潔感を保った印象を与えられる必需品です。
家族みんなで使える!肌にやさしい【ミョウバンのニオイ対策セット】
わきが・足のニオイ・脇汗でお悩みの方に朗報!
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肌に優しい処方なので、男性・女性・子ども問わず家族みんなで使えるのが嬉しいポイント!
足の臭い対策にも使えるので、部活帰りのお子様やお仕事終わりのケアにも最適です。
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- わきがや汗のニオイが気になる
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まとめ:臭い対策は“香りでごまかさず、原因から断つ”
訪問看護という仕事は、利用者様との「距離の近さ」が特長です。
だからこそ、においによる不快感や体調変化を防ぐ配慮は、非常に重要です。
汗をかくこと自体は避けられません。でも、臭いの原因を理解して、正しい対策をすれば、誰にも迷惑をかけずに清潔感を保つことができます。
そして何より、柔軟剤の香りでごまかすのではなく、「臭わない体」を作ることが、本当のエチケットです。
明日から、清潔なあなたで、気持ちよく訪問ケアに向かいましょう!