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初めての訪問看護ステーション選び|利用者目線で後悔しない3つのポイント

訪問看護
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高齢の家族の介護が始まったり、病気や障がいを抱えながらの生活が必要になったとき、病院と同じくらい心強い存在になるのが「訪問看護ステーション」です。

けれど、いざ「利用しよう」と思っても、どんなところを選べば安心できるのか、どんな違いがあるのか、初めての人には分かりづらいことも多いですよね。

この記事では、訪問看護を初めて利用する方・ご家族の方に向けて、説明しきます。


◎訪問看護ってどんなサービス?

まず前提として、「訪問看護ステーション」は、看護師などの医療スタッフが自宅に訪問し、療養生活を支援するサービスです。
主な内容は以下のようなものがあります:

  • 健康状態のチェック(血圧・体温・呼吸など)
  • 医師の指示に基づく医療処置(点滴、床ずれのケア、服薬管理など)
  • 食事・排泄・清潔保持などの日常生活のサポート
  • ご家族への介護アドバイスや精神的な支え

つまり、「家で過ごしたい」人を医療面から支えてくれる、病院と家庭の“橋渡し”的な存在です。


利用者目線で選ぶべき「3つのポイント」

ここからは、実際にサービスを「受ける側」「家族としてサポートする側」だからこそ感じる、後悔しない訪問看護ステーション選びの重要ポイントを3つに絞って紹介します。


1. 【スタッフの対応力】あなたや家族に“寄り添ってくれるか”

訪問看護では、週に1回〜毎日のように、看護師さんと顔を合わせることになります。だからこそ、「この人なら信頼できる」と思える相手に出会えるかが大切です。

▼チェックポイント

  • 初回の面談や見学で、親身に話を聞いてくれるか
  • 専門用語ではなく、わかりやすい言葉で説明してくれるか
  • 看護師の対応に“温かさ”や“安心感”があるか

利用者の声:

「最初は緊張しましたが、担当の看護師さんがいつも“こんにちは〜”と明るく来てくれて、だんだん家族のような存在に。家では話さなかった母が、楽しそうに会話する姿を見て本当に選んでよかったと思いました。」

アドバイス: 面談だけでなく、実際の訪問同行や1日体験を受けられるステーションもあります。不安な方は遠慮せず聞いてみましょう。


2. 【連携力】医師・ケアマネ・家族との“チームプレー”ができるか

訪問看護は、単独で行われるものではありません。医師の指示書に基づいて行動するため、クリニックや病院、またケアマネジャーや介護サービスとも連携が必須です。

▼チェックポイント

  • 担当医やケアマネとの連絡がスムーズか
  • 何かあった時の連絡体制(緊急時や休日)を明確に説明してくれるか
  • 家族の不安や意見にもきちんと耳を傾けてくれるか

利用者の声:

「父が急に体調を崩したとき、すぐに看護師さんが駆けつけて、主治医とも連携して対応してくれました。私たち家族だけでは判断できなかったので、本当に助かりました。」

アドバイス: 医師との連携が得意なステーションは、トラブルが起きても迅速に対応できます。事前に「緊急対応の仕組み」について確認しておくと安心です。


3. 【サービスの柔軟性】“生活スタイル”に合わせられるか

訪問時間・曜日・サービス内容は、ステーションごとに異なります。
たとえば「朝しか看護師さんが来られない」場合、生活リズムと合わないことも。ご本人やご家族の希望に、どれくらい応えてくれるかも大事なポイントです。

▼チェックポイント

  • 曜日・時間の希望に柔軟に対応してくれるか
  • 医療だけでなく、生活面(入浴や食事介助)にも対応してくれるか
  • 担当が変わるときにしっかり引き継ぎされているか

利用者の声:

「仕事のある平日は夜しか対応できなかったのですが、曜日や時間帯を調整してもらえて本当に助かりました。急なスケジュール変更も柔軟に対応してくれたので、継続して利用できています。」

アドバイス: ステーションごとに“得意な分野”や“看護師の人数”が違います。「自分たちの生活に合うか?」を重視して探すと失敗しません。


最後に|「一緒に生活を支えてくれるパートナー」を選ぶ気持ちで

訪問看護ステーション選びは、ただサービス内容や価格で比較するだけではなく、「この人たちと一緒に、大切な家族の生活を支えていけるか」という気持ちで選ぶことがとても大切です。

たった週1回の訪問でも、信頼できる看護師が来てくれることで、家族全体の安心感がまったく変わってきます。

最初は分からないことだらけでも大丈夫。まずは気になるステーションに問い合わせてみて、「ここなら任せられそう」と思える場所を見つけてみてください。