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【訪問のプロが教える】時間と時計の管理術 三か条

訪問看護
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〜訪問看護・訪問リハビリ初心者のための時間術〜

こんにちは。訪問看護ステーションで理学療法士として勤務しているしやにです。
これから訪問の世界に飛び込むあなたにとって、「時間の使い方」はとても重要なスキルのひとつです。

訪問は、病院と違ってすべてが“自分で動く”仕事。限られた時間内で訪問先を回り、書類を書き、チームと連携しなければなりません。時間管理がうまくできるかどうかで、1日の疲れ具合も、仕事の質も、そして信頼度も大きく変わってきます。

今日はそんな訪問業務の中で大切な【時間・時計の管理術】を、「三か条」としてわかりやすくお伝えします。初心者の方が明日から実践できるよう、できるだけ具体的に解説します!


第一条:『“訪問のゴール”を常に意識せよ』

訪問リハビリ・看護は、1回の訪問が原則20分・40分・60分のいずれかと決まっています。そしてその中で提供すべきサービスも決まっています。だからこそ、時間配分の設計が重要なのです。

▼ 例えば60分の訪問であれば……

項目時間内容
到着・挨拶5分様子伺い・体調確認
アセスメント・準備運動10分バイタル確認や関節運動など
主訴に基づく介入35分歩行練習、立ち座り、環境調整など
まとめ・指導・記録10分ご家族への指導、申し送りなど

このようにあらかじめ「時間割」を意識することで、現場での焦りやムラを防ぐことができます。

◎ポイントは「目的」と「優先順位」

訪問中は、「この利用者さんに今日、何を達成してもらうのか?」という目的意識を持つことが最重要。その上で、利用者の体調や環境を見て臨機応変に対応します。

特に初心者の方は、「話し込んでしまってリハビリ時間が足りなくなった」「測定に時間がかかって介入が短くなった」など、時間がずれてしまうことがよくあります。まずは「何に何分使うか」を事前に考えるクセをつけましょう。


第二条:『“時計の見える習慣”をつけよ』

訪問では、時間に遅れることは信頼を損なうリスクがあります。だからこそ、「時計を意識する力」は極めて重要です。

▼ 時計の使い方はこう!

  1. 腕時計は必須アイテム
     スマホではなく腕時計を必ずつけましょう。ポケットから出す手間もなく、作業中でも時間が一目でわかります。防水・防塵のシンプルなデジタル時計がおすすめです。
    訪問先の時計が実際の時刻と異なる場合もあります。訪問先で時計の時刻を正しくしておくことで、お互いに訪問時間の齟齬や遅刻と思われることを防ぐことができます。
  2. ルート時間を把握する習慣を
     訪問と訪問の間の移動時間+駐車・移動準備・記録など、すべてを含めた「インターバルタイム」を事前に把握しましょう。
     → 例えば「次の訪問先までは車で12分+駐車3分+出発準備3分=18分かかる」となれば、17:00訪問予定なら16:42には前の家を出発が目安です。
  3. 1分単位で見て、行動に落とす
     「あ、もう50分経ってるな」で終わるのではなく、「あと10分でまとめに入ろう」と行動とセットで考えるようにしましょう。

◎「まだ大丈夫」より「そろそろ切り上げよう」の判断を

時間ギリギリまで介入してしまうと、記録や次の訪問が雑になる原因に。終わりの5〜10分を“余白”と考えると、トラブル対応や指導の時間も確保できます。


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第三条:『“記録時間”をスケジュールに組み込め』

初心者が一番見落としやすいのが、「記録にかかる時間」です。

▼ 記録の罠に注意!

「訪問時間は60分だけど、記録も含めてって知らなかった……」というのは訪問あるある。実際、記録や報告、申し送り、次回の計画立案などには1件あたり10〜15分はかかります。

◎おすすめの記録術

  • 訪問の最後5〜10分は“記録タイム”に
     リハビリの終わりにまとめながら、その場で記録の構成を頭に思い浮かべましょう。
  • スマホ・タブレット記録なら“音声入力”も活用
     音声メモを自分用に残して、後で転記するのも手です(個人情報の管理には注意!)。
  • 溜めない・ため込まないが鉄則
     訪問後すぐに書ける習慣を。1日分まとめて記録しようとすると、思い出せなかったり、時間がかかりすぎて残業の原因になります。

おわりに:時間管理=自己管理=信頼管理

訪問の仕事は、「自由に見えて実はとても緻密なスケジュールの上で成り立っている」仕事です。自分の動き次第で、訪問先の信頼も、チーム内での評価も、そして自分の働きやすさも変わってきます。

最後に、三か条をもう一度:

  1. “訪問のゴール”を常に意識せよ
  2. “時計の見える習慣”をつけよ
  3. “記録時間”をスケジュールに組み込め

慣れるまでは少し大変かもしれませんが、時間を味方にできるようになると、訪問の仕事は一気に楽しくなりますよ。効率的に、そして気持ちよく訪問の1日を終えるために、今日からこの三か条、ぜひ実践してみてください。


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訪問看護・訪問リハビリでは、1日のスケジュールをいかに正確に把握し、的確に動けるかがとても大切です。
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